こんにちは。副教室長の坂口です。今回は、
「英語教育改革」についてお伝えします。
2021教育改革 中学校すべての学年・教科が新しい教科書に!高校入試も大きく変わる!
特に・・新中1・新中3英語は要々注意!!
小・中学生は、全員がこの改革による変化に直面します。
教育改革のトピックは、「大学入試改革」と「新学習指導要領」、「英語教育改革」の三つです。
中でも「英語教育改革」は、入試や学校の授業に与える影響、グローバル化人材の育成という点で、とりわけ大きな注目を浴びています。
今回は、「新学習指導要領」、「英語教育改革」の一環として行われる2021年度教科書改訂で、
劇的に変化する中学英語についてまとめてみました。
➀英語教育改革で何が変わるの?
大きく3つに分類されます。
Ⅰ)小学校での英語の教科化・・小学校高学年から英語が必修に
Ⅱ)授業はAll-English化・・中学校では英語で授業が展開
Ⅲ)単語数と文法事項の増加・・3年間で単語数145%アップ、高校内容も中3へ
②特に大変な学年
<新中1のみなさんへ>
すでに実施されている小学校での英語の教科化に伴い、
すでに基本単語と基本文法は小学校で学習済みという前提で学習がスタートします。
600~700単語の履修を前提として教科書が作られています。
しかし現実は小学校の授業でそこまで学習は行われていません。
扱われる単語数も615語➩951語の155%アップ、
以前であれば中学校のスタートは、アルファベットの練習からでしたが、
今年からはbe動詞と一般動詞から始まります。
今までは、一般動詞は2学期の内容でした。
中学校入学までに、英語の学習に取り組むことをおススメします。
<新中3のみなさんへ>
岡山市教科書では扱われる単語数が384語➩517語へ増加します。
難易度はup。英検準2級~1級レベルの単語が頻出します。
さらに高校内容であった使役動詞や仮定法、現在完了進行形も中3で履修します。
またリーディングの内容も大きく変化し、テーマがSDGsを意識したものが多く含まれます。
これらの文章は抽象度が高く、ほぼ高1レベルといえます。
未習の単語・文法と抽象度の高い文章だらけで授業が成立しない可能性大です。
高校入試の合否のカギを握るのは「英語」だと予想されます。
③まとめ
以上のように大きく変わる英語に危機感を抱いています。
新学期が始まるまでの準備が必要です。
教室ではこれまでも教育改革への対応を進めてきました。
さらに英語に特化した対応にも力を入れていきたいと考えています。
生徒を英語嫌いにさせないために。高校入試で合格を掴みとるために。
出典:Educational Network 2021中学教科書改訂最新情報