英語検定×大学受験で早慶・MARCHへ![大学受験コラム_11]

登場人物A
大学入試制度改革において、民間試験の1つとして注目を浴びた英語検定。共通テストへの導入は見送られましたが、大学入試においては、重要なツールとなっています。
教室では多くの中学生が英語検定を受けていますが、高校生になるとその数はかなり少なくなっています。
今回は「英検取得で早慶・MARCHへ!」と題し、高校生における英語検定取得の有用性をご紹介します。

1. 大学入試の受験チャンスが増える!

しっかりと対策をして級・スコアを取得することは以下のようなメリットがあります。

➀従来の一発勝負であった入試とは異なり、複数回の受験チャンスがある。
②多くの大学で英語検定利用入試があり、併願の戦略が立てやすい。
③方式によっては本番の点数が保証され、精神的な余裕に繋がる。
国公立大学でも利用が可能。

2. 総合型/学校推薦型選抜(例)

多くの選抜において英語4技能資格試験の提出が求められ、合否を左右します。

・青山学院大学地球社会共生学部 準1級が受験資格
・立教大学経営学部       CSEスコア2300点(2級~準1級)が受験資格
・関西学院大学グローバル入試  準1級が受験資格

3. 一般選抜(例)

出願資格に利用
・早稲田大学文学部・文化構想学部 CSEスコア2200点(2級~準1級)
・ほかに上智・MARCH・関関同立・日東駒専など多数あり

得点換算・加点(例)
・立教大学 独自の英語試験なし、CSEスコアで換算
・早稲田大学国際教養学部 準1級で英語70%得点保証
・日本大学経済学部 2級レベルのCSEスコアで90~100%得点保証

4. 国公立大学でも使える?

国公立大学を志望する生徒にとっても英語検定の取得は必須です。

・広島大学 準1級以上で英語満点
・山口大学国際総合科学部 2級で10点加点、準1級で30点加点
・宮崎大学工学部 2級で英語満点
・金沢大学 2級以上のスコアで英語を換算

その他多数あり

5. まとめ

以上のように、私立大学においては受験資格になったり、得点保証になったりします。国公立大学においても、文理問わず英検の級・スコアで英語の学力試験が不要となります。英語が苦手な人ほど、受験機会の多い英語検定を利用した方が、志望校合格の確率は高まることでしょう。高校入学からコツコツと英語検定の取得を行うことが大切です。

教室では年3回英語検定を実施し、対策授業も行っています。
将来の自分を助ける大切な資格として。英語検定を積極的に受験することをおススメします。

参考)公益財団法人日本英語検定協会HP
英ナビ「英検を取得して大学入試に活用しよう」