岡山大学合格への道[大学受験コラム_12]

『岡山大学合格への道 ~第一章~』

登場人物A
副教室長の三原です。
今回から数回にわたり、私が高校に入学してから岡山大学に合格するまでを綴ります。
その中で大学受験に関する失敗談やそこで得た教訓をお伝えできればと思います。

第一章 新しい高校生活

高校進学

公立の中学校を卒業し、友人と一緒に受験した岡山朝日高校に進学しました。
少し背伸びした受験だったため、入学直後のテストでは1学年360人中250番目くらいの順位でした。
入学していきなりの挫折です。
テストの結果を母親に見せたときの残念で悔しそうな顔を今でも覚えています。

ただ、これは自分自身にとっては良いことだったと思います。
自分よりも意識の高い人が周りにいるという環境は半ば強制的に意識を向上させます。
「まだ後ろには100人いる。この順位を死守しよう。」と決意しました。
しかし、元々勉強が嫌いだった私は、他に打ち込むことを見つけてしまいました。

部活

それは部活です。
勧誘が激しかった管弦楽部に入部し、音楽に夢中になっていきました。
バスで通学していたので朝練に行くのも一苦労です。
放課後も毎日部活があり、朝6時に起きて12時に寝るということを繰り返していました。

部活から帰るとクタクタで授業の予習や復習ができませんでした。
1年生の頃は予習・復習をした記憶が全くありません。
そのため、当然授業についていけず苦手な単元を増やしてしまいました

授業・課題

わからない単元があるなら授業中にしっかりノートを取ればよかったのですが、周りの生徒たちがあまりノートを取っていなかったため、自分だけ必死に書くのが恥ずかしく感じてしまい、周りに合わせてしまいました。このことは今でも後悔しています。

さらに、課題もたくさん出されます。分からない問題ばかりなので時間がかかり、期限までに終わらせようとすると答えを写すしかありませんでした。
当然、答えを写しただけで終わらせると全く意味がありません

というように
部活動にうちこみ、勉強をおろそかにしていた私は
わからない授業・課題に苦しみながら最初の1年間を過ごしました。


教訓①
どんなに忙しくても最低限の予習・復習はすべし!
(10分だけでも効果あり)

教訓②
予習・復習が足りなければ、授業の時間は必死にノートを取ること!
周りは気にしない

 

第二章 「変化の2年生」 につづく