高1生必見!後悔しない文系理系の選び方!  [大学受験コラム_07]

登場人物A

こんにちは。副教室長の坂口です。今回は、
後悔しない文理選択
について紹介します。

 

➀文理選択とは?

文理選択とは、2年次以降「文系」か「理系」のどちらに進むのかを選択することを指します。

文理選択は、ただ単に履修教科が違うだけでなく将来の大学進学、就職へと繋がる大切な選択です。

登場人物A

この大切な選択をどのように行えばよいのでしょうか?

②スケジュール

正式に「文系」か「理系」かのどちらかに進むかを決定するためのスケジュールは以下の通りです。

(1)高1生7月:第1回文理希望調査

(2)高1生8月:オープンキャンパス

(3)高1生11月:学校での3者面談を経て、文理選択決定

③「文系」と「理系」の違い

「文系」と「理系」では学習する教科が異なり、入試の学部も限定されます。

大学入試共通テスト使用科目

文系
  • 国語、英語、数学ⅠA、ⅡB、理科基礎2科目社会2科目
理系
  • 国語、英語、数学ⅠA、ⅡB、理科2科目社会1科目

2次試験(主な教科)

文系
  • 国語、英語
理系
  • 数学(Ⅲも含む)、理科、英語

進学する主な学部

文系
  • 文学部、経済学部、社会学部、外国語学部、心理学部など
理系
  • 工学部、理学部、医学部、農学部など

 

④失敗しない文理選択の方法

文理選択の時、目先の状況にとらわれ選択してしまいがちです。

「数学嫌いだから文系にしよう…」「国語はやりたくないから理系にしよう…」

このような考えで文理選択を行うのは危険です。後から後悔をすることとなります。

ではどのようなことに注意して行えばよいのでしょうか?

(1)「嫌い」=「苦手」とは限らない
文系理系を教科の好き嫌いで選ぶのは危険です。好きではないがなぜか点が取れるなどの場合もあります。自分の適性を正確に捉える必要があります。

(2)将来を視野に入れて
文理選択は将来の選択でもあります。自分は将来何になりたいのかを考えたうえでの選択が必要です。

⑤最後に

私は高校時代、「国語はしたくない…」という理由だけで理系に進み、数Ⅲ・物理・化学の勉強もしました。

しかし、物理が嫌いではないが全くできなかったり、自分の興味のある学部が理系にはなかったりと、非常に苦労し文系の学部へと進学しました。

それまでしてきた勉強は全く入試には使えませんでした。

登場人物A

このコラムは私の経験をふまえた皆さんへのアドバイスです。
後悔しない文理選択を期待します。