今年度からセンター試験に代わり導入される大学入試共通テスト。
 誰も知らない未知の世界です。
 今回は大学入試共通テストについて、教科や時間、特徴についてまとめてみました。
 受験生だけでなく、高校1年生、2年生も必見です!

➀ 大学入試共通テストの教科

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数学ⅠAが70分、英語は2技能(リーディング100点、リスニング100点)が大きな変更点ですね!!

②大学入試共通テストの特徴

センター試験からの変更点は教科や時間だけではありません。
「問われている能力」、「必要とされる能力」が変わります。
センター試験に必要とされていたのは「基礎力(知識・技能)」でした。つまり公式を知っていて(知識)、それを使いこなせる(技能)ことが問われていました。

しかし大学入試共通テストは「基礎力(知識・技能)」に加えて、 「活用力(現実生活に知識・技能を落とし込む)」も求められています。

③具体的な対策は・・・

このように大きくかわる共通テストですが、受験生のやることは大きくは変わりません。
どんな問題にも「基礎力」は必須です。基礎力なしにそれを活用することはできません。
基礎力(知識)を早めに定着させ、問題演習で活用問題になれていく必要があります。インプット➩アウトプットをこれまで以上に意識しましょう。

④最後に

どのような状況でもきちっと計画を立てて、学習する必要があります。
不安なのは全高校3年生一緒。
不安を自信にかえ、未来を明るくするのは「今」の自分の頑張りです。頑張れ受験生!!
次回は各教科の対策法についてご紹介します!

速報―コロナウイルスによる学習の遅れが生じた高校生への出題範囲の縮小―
文部科学省は6月に、各大学に対し、今年度に行う個別試験(2次試験、私立一般)における社会、理科、数Ⅲ等で配慮をもとめ、7月31日が対応期限でした。下記にまとめましたので、詳細は自分が関心のある大学のHPを参照してください。

➀「(学習指導要領の範囲を超える)発展的な学習内容」を出題しない*教科書の「コラム」や「発展的内容」
実施校:茨城大学、北九州市立大学、岡山大学、関西学院大学など12大学

②回答する問題を選べるよう選択問題を設ける
実施校:室蘭工業大学、山口大学、長崎大学

③その他
横浜国立大学:大学入試共通テスト+自己推薦書で合否判定(2次試験なし)
宮崎大学:共通テストの科目を減らす

(出典:7/31 朝日新聞デジタル版)