大学入試改革の目玉として、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験。
英語民間試験について、新高校2年生以下今後の受験生がやることを簡単にまとめて見ました。
(1)大学入学共通テストで使える英語民間試験は次の8種。
- ケンブリッジ英検
- 英検(新型)
- GTEC
- IELTS
- TEAP
- TEAP CBT
- TOEFL
- CBT
- TOEIC
(2)成績活用の流れ(新高2生の場合)
1.2019年11月ごろ、高校を通じて大学入試センターに共通IDを申し込む。
2.2019年末か20年初頭、センターからIDが発行され、民間試験の受験が可能。
3.2020年4月~12月、Dを登録して民間試験を受験(2回)
※ 3年生の4月~12月に受けた2回分の民間試験の成績だけが活用される。
※ すでに私立大などが独自で実施している「英語外部試験利用入試」については、高3以前に取得した資格が利用できる。
※ 民間試験の成績は受験生に返却されると同時に入試センターに転送。出願時にIDを記入。
(3)大学側の活用(志望大学がどの試験の成績を求めているか要確認)
私立大学の多くは、すでに個別試験で民間受験の成績を合否判定に活用。
民間試験の成績を入試センターが作る共通テストの英語2技能(読む・聞く)試験の点数に加点する大学や民間試験の成績によって、個別試験(2次試験)に出願する資格を与える大学や活用しない大学(東北大や慶應義塾大など)もある。
(4) やるべきこと、おすすめは
高3までに、英検(旧型)とGTECの積極的受検を。
英検(旧型)と英検(新型)のちがいは実施方法の違いで、難易度やスコアは同じ。
基準として英検2級レベルを。
教室から
英検(旧型)を準会場として2019年度も実施しています。日程も決まっています。
積極的な受検と受検対策(1次・2次)の授業も実施しています。(外部生も可)
ご相談ください。
第1回:2019/6/1(土)
第2回:2019/10/5(土)
第3回:2020/1/25(土)